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喉頭炎/喉頭蓋炎

 

 

喉頭炎とは

ウイルス・細菌や喫煙・ホコリなどの刺激、ストレスなどさまざまな原因によって、喉頭(俗に言う‘のどぼとけ’の位置にある器官)の粘膜に炎症が起きる病気の総称です。

「のどが腫れて声を出しにくい」「のどがむず痒い」といったものが典型的な症状です。

喉頭炎は、急激に症状が進行する「急性喉頭炎」と、症状が長く続く「慢性喉頭炎」の2つに大きく分けることができます。

 

喉頭炎の症状

▽急性喉頭炎の場合

・のどの痛み、のどのヒリヒリ感や違和感

・声がかすれる、声が出しにくい

・せきが続く、痰がでる

・発熱がある など

▽慢性喉頭炎の場合

・声のかれ

・せき

・のどの乾燥 など

※ 炎症によって喉頭の腫れが強くなると、空気が通りにくくなり 呼吸が苦しくなることもあります。

 

喉頭炎の原因

・ウイルス、細菌への感染

・喫煙やホコリなどの刺激

・ストレス など のほか、様々な原因があります。

▽ウイルス・細菌への感染

特に多いのが、ライノウイルスやインフルエンザウイルスなどのウイルス感染ですが、マイコプラズマ細菌の感染によっても引き起こされます。

▽喫煙やホコリなどの刺激

喫煙やハウスダストを吸い込む/部屋が極度に乾燥している/といったことが刺激となり喉頭炎を発症することもあります。

原因である喫煙をやめる/掃除してハウスダストを取り除く/といった対処をしないと慢性喉頭炎になる可能性が高いです。

▽ストレスによるもの

ストレスが溜まってしまうと免疫機能が低下し、ウイルス・細菌に感染しやすくなり、その結果、喉頭炎を引き起こしやすくなってしまいます。

▽その他の原因

・喉頭は声帯に近い場所にあることから、‘声の出し過ぎ’ が原因で喉頭炎になることもあります。

・‘逆流性食道炎’によって喉頭が胃酸の影響を受け、喉頭炎になることもあります。 逆流性食道炎が続く場合、喉頭炎が慢性化する可能性が高いです。

・‘アレルギー’ や 何らかの ‘薬’ が原因となり、喉頭炎になることもあります。

 

喉頭炎の検査・診断

・喉頭炎の検査や診断は、まず ‘問診’ によって行なわれます。

ヒアリングをしながら、患者の声が枯れていないか、典型的な症状がないかなどをチェックして評価します。

・また、鏡や内視鏡を用いて喉頭を ‘直接視診’ し、喉頭に腫れはないか/正しく動いているか/などを確認・評価します。

 

喉頭炎の治療

▽内服薬で炎症を抑える (※ 痛み・腫れを和らげ症状を抑える対症療法)

・ウイルス感染のみであると判断された場合は、‘抗炎症薬’ による内服治療を行ないます。

・せき症状が強い場合、喉頭炎が長引いて慢性化しないように、鎮咳薬を処方することもあります。

▽抗生剤で細菌を退治する

細菌感染の場合は、その菌に対応した ‘抗生剤’ を処方し、体内細菌の働きを弱めて除去します。

▽ネブライザー治療 (※ 液体の薬剤を霧状にして吸入する治療法)

炎症部位に薬が直接届くため、喉頭炎による炎症を効果的に抑えられます。

吸入する薬は、症状や原因に合わせて抗生剤やステロイドなどを用います。

▽栄養を摂って安静にする

喉頭炎の原因のほとんどが、ウイルスや細菌の感染です。

そのため、栄養と休養・睡眠をしっかり摂り、自己免疫力を高めることが症状改善にとって重要です。

喉頭炎により喉が腫れていたり痛みがあるなどで食事が難しいケースでは ‘点滴’ を行なうこともあります。

 

喉頭炎の予防

喉頭炎は、日々の生活に注意することで、ある程度予防できます。

以下を参考に予防に努めましょう。

▽手洗い・うがいをする

・ウイルス感染が主な原因なので、手洗い・うがいは喉頭炎の予防に効果的です。

・石鹸でしっかり手を洗うことはもちろん、アルコール消毒なども実施しましょう。

▽室内の湿度を保つことや水分の補給

乾燥しているとウイルスが室内で浮遊し、また、粘膜が乾燥すると免疫機能が低下するため、喉頭炎にかかりやすくなりますので、部屋の湿度を保ったり、こまめな水分補給などの工夫をしましょう。

▽生活習慣を整える

暴飲暴食、寝不足、疲労、ストレスは、免疫力を低下させます。免疫力が落ちるとウイルスが原因による喉頭炎を発症しやすくなりますので、バランスの良い食事を取り、ぐっすり眠ることが大切です。

▽喫煙・飲酒を控える

喫煙や飲酒は、喉に負担をかけますので、禁煙・減酒を心がけ 喉頭炎の予防につとめましょう。

 

 

喉頭蓋炎について

食べ物を飲み込む際に、気管に侵入するのを防ぐ「喉頭蓋」に炎症が起きる病気です。

▽喉頭蓋炎の症状

咽頭炎・喉頭炎と同様、のどの痛み・発熱です。

腫れが強く進行すると、息苦しくなり、窒息する危険もあります。

痛みもひどく/含み声や声がれをともない/息苦しい/などの症状が出てきた場合は、できるだけ早めに受診してください。

▽喉頭蓋炎の治療

抗生剤やステロイドの点滴となります。

数時間で進行し窒息のリスクが出てくる場合もありますので、入院加療を要する場合があります。

 

 

声門下喉頭炎について

声帯の下にある粘膜が炎症を起こして狭くなってしまう病気です。

▽声門下喉頭炎の症状

・のどの痛み

・ひどい咳

・息苦しい など

▽声門下喉頭炎の治療

喉頭蓋炎と同様、抗生剤の吸入、内服薬、点滴治療を行ないます。

 

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